カイゼンそれとも改革!?
本日は、中小企業診断士の研究会があり参加しました。
ものづくり企業に対しての改善手法の話がありました。
この話を聞きながら、ふと思ったのが最近出ていた日経ビジネスオンラインの記事です。
そこには、日本のモノ作りのお家芸といわれる「カイゼン」。今では製造業に限らず、サービス業の企業でも日々、カイゼン活動に勤しんでいるが、全社を挙げてカイゼンに取り組み、大半の現場が目標も達成しているのに、会社全体で見ると全く成果が上がっていないということが少なくないということが書かれていました。
カイゼン活動に血道を上げているのに、一向に実を結ばないという、こんな不可解な現象が起きるのはなぜなのか。解消するにはどうしたらいいのか。
ということで、ゴールドラット博士が確立した改革手法の理論「TOC」の考え方を用いて改革を着手していくと効果が出てくる。
という記事です。
そう言えば、「ザ・ゴール」が騒がれてから、幾久しく経っていますね。
あの頃は、部分最適を追うのではなくて、全体最適だということで、ボトルネックを探して、最適化を図ろうという機運が高まっていました。
また、「TOC」をおさらいしようかな、と考えながら帰宅した次第であります。