中小企業診断士第一次試験:ここが出るかも!

中小企業診断士第一次試験は8月6日、7日に実施されます。


この日って技術士第二次試験の試験日と重なっているのですね。


さて、残り3週間です。


学習の方は捗っていらっしゃいますか。


もうここまで来たら、今までやってきたことを信じて自信をもってやっていきましょう。


そんな中、出るか出ないかはわかりませんが、最近のトピックから余裕がある人はこんなものも押さえておいた方がいいかもというものを挙げてみます。


■生産年齢、生産年齢人口

ベストセラーの「デフレの正体」で日本でデフレが何故起きているのか、という説明ののときに、生産年齢人口が減ってきているから購買力が減っているという説明がされていました。経済学・経済政策当たりで出題されるのでは?


■BCP(事業継続計画)

企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
今年は、東日本大震災があったので、この経営手法も結構クローズアップされましたよね。
出題されるなら、企業経営理論ですかね。


TOC (theory of constraints)制約条件の理論 / 制約理論

イスラエル出身の物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士(Dr. Eliyahu M. Goldratt)が提唱した生産管理・改善のための理論体系。

基本的なコンセプトは、「生産工程の中にはボトルネックとなる工程があり、それが全体のスループット(生産量)を決定する。最適生産のためには工程全体のスケジュールをボトルネック工程の能力に合わせる必要があり、生産性向上のためにはボトルネック工程を重点的に改善すべきだ」というもの。

本年、ゴールドラット博士は永眠されました。
運営管理で出題される可能性大(かもしれない)


■震災復興支援策

東日本大震災による災害の影響で、直接的又は間接的に被害を受けられた中小企業に対して資金繰りや雇用面での支援策などの対策が講じられています。
このあたりは、中小企業経営・中小企業政策で出題されるかもしれませんね。


とりあえず、今思いつくものを挙げてみました。


暑い日が続きますが、中小企業診断士第一次試験の合格目指し、頑張ってくださいね!