ハヤブサ消防団
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
読みながら、この小説もドラマ化されるのだろうなと思っていたら、今年の夏にTVドラマ化が決定しているらしい。
本書はミステリー作品である。
様々な登場人物が出てくるが、それぞれ細かく描かれており、主要な人物は背景まで描かれているので、話の中に引き込まれていく。
その辺りの描写は、著者の真骨頂といったところだろうか。
映像化される作品が多いが、読みながら、それぞれの登場人物をドラマにしたら、誰になるのだろうと想像しながら読み進めてしまった。
最後まで息の抜けない仕上りで、非常に面白く読むごたえのある作品でした。
お奨めです。