ノーサイド・ゲーム

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、池井戸潤著、「ノーサイド・ゲーム」です。

 

ノーサイド・ゲーム

ノーサイド・ゲーム

 

 久々の池井戸作品です。

 

最近の作品は、TBS日曜劇場とリンクしており、本作品もドラマ化されています。

 

物語は、経営戦略室から工場総務部に左遷された男がラグビー部を立て直す話です。

 

池井戸作品ですから、そこにM&Aに絡む不正などのストーリーも織り交ぜながら、いつものように多くの登場人物の人間模様が描かれています。

 

ただ、いつものように、それが詳細に描かれているようには感じられませんでした。

 

でも、ストーリーは面白く一気に読むことができました。

 

ドラマ脚本とはまた違った感じですので、両者を比較すると楽しみが倍増するかもそれません。