ルーズヴェルト・ゲーム

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「ルーズヴェルト・ゲーム」です。


この作品、TBSでドラマ化されています。


それを見てから、読んだこともあるのでしょうが、読んでいるとその情景がより一層目に浮かんでくるような気がしました。



本書は、社会人野球と企業の二つの闘いを、著者が得意とするいろいろな人たちを重層に絡み合わせ、ストーリーを作り上げています。


人間模様やぞれぞれの人物の心の機微の描き方は、上手いなあ・・と思いながら読み進めました。


本書は読後はなんか爽やかな感じになります。


私自身、昔野球部に属していたこともあり、思わず話の中に没入しながら読んでしまいました。


どの本も面白いのですが、この本はお奨めです。