アルルカンと道化師
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
池井戸潤氏の新作です。
半沢直樹シリーズの最新作ですが、物語はまた過去に遡っています。
半沢が東京中央銀行大阪西支店へ赴任して間もない頃に起こった美術出版社の買収案件に端を発する物語です。
渡真利や奥さんの花の登場場面も今までの作品と比べるとかなりあり、ドラマ「半沢直樹」の影響でしょうか。
ただ、ストーリーは池井戸作品のミステリー色も出ていますし、相変わらず登場人物の人となりを著す文章はさすがだなと思います。
内容についてはネタバレになるので書きませんが、面白い作品です。
ご一読、お奨め致します。
過去に遡ってしまったので、これはドラマ化されないかも・・・