小さな会社のはじめてのブランドの教科書
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、高橋克典著、「小さな会社のはじめてのブランドの教科書」です。
本の帯に『広告宣伝をせずに売上を2倍にする法』と書かれていたので、手に取りました。
読んでみると、やはり、そんなうまい話はないということが分かりました。
どのようにブランド化を図っていくかは具体的な感じでは書いてありません。
個性的な中小企業が多い、ヨーロッパの企業の事例を挙げていますが、『教科書』と謳っているなら、もう少し具体的な手法を提示してもよいのではとも思いました。
とはいえ、ヨーロッパの企業のやり方を日本でどのように展開すれば、中小企業でもブランド展開を図れるのか、考えてみるのも面白いかもと動機付けしてくる本でした。
「これ一冊でぜんぶわかる」と表紙に書いてありますが、そこまで親切な本ではないです。