中小企業が滅びれば日本経済も滅びる
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、橋本久義著、「中小企業が滅びれば日本経済も滅びる」です。
本書は図書館で借りました。
日本の中小企業は全企業数の99.7%を占めています。

- 作者: 橋本久義
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/03/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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従って、本書のタイトルの通り、中小企業が滅びれば日本経済も危うい状態になってくるのは、必然でしょう。
本書は、大きく二つの構成に分かれており、前半は日本の中小製造業が欧米諸国と比較していかに優れているか、そして後半は具体的な企業17社の事例紹介となっています。
私も本書に書かれているように日本の中小製造業は非常に優れていると思います。
また、これらの企業が日本の大手製造業を下支えしていると思います。
この素晴らしい技術力は十分世界でも通用するのですが、それをいかに世界に向けて発信していくかが、我々の課題ではないだな・・・と考えながら、本書を読ませていただきました。