人間の業
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、百田尚樹著、「人間の業」です。
本書は、著者が週一回メルマガで発行している「ニュースで一言」の原稿をまとめたものです。
本作は、その第四弾になります。
三面記事にあるようなちょっとしたニュースを取り上げ、そこから見えてくる世相や対応の仕方、判断などについて、著者の見解が述べられています。
ユーモアあり、アイロニーあり、なかなか面白く、エッセイ感覚で読めてしまう一冊です。
まあ、この手の本は、著者の主張していることや見解と、読者側のそれがどの程度オーバーラップしているかで良しあしを判断されると思うのですが、私は好意的に受け止めています。
肩ひじ張らずに読める一冊です。