小さな会社の経営革新、7つの成功法則

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、久保田章市著、「小さな会社の経営革新、7つの成功法則」です。


本書は、中小企業の経営革新について書かれています。それも後継者が経営革新を行うことに焦点を当てています。



ご存知の通り、日本の企業の99.7%は中小企業です。


日本の経済の活性化のためには、元気な中小企業が多く存在してくれなければ困ります。


しかし、中小企業は後継者がいない等の事業承継の悩みも抱えているのも日本の中小企業の課題の一つです。


著者は、後継者が中心となって経営革新に取り組み、好業績を維持している中小企業7社の経営革新ストーリーを紹介しています。


そして、そこから導かれる後継者による経営革新の「7つの成功法則」を示しています。


本書は中小企業の後継者の方や後継者のことを考え始めた傾斜の方々、また中小企業診断士等の中小企業にクライアントを持つコンサルタントの方々は読まれた方が良いと思います。