これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、津村元英著、「小さな会社を変える社長の魔法」です。
本書は、中小企業の社長が、いかに自分の会社の業績を上げていくかについて書かれた本です。
著者は、3代目の社長です。
- 作者: 津村元英
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2013/05/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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事業を受け継いだが、代々やってきた事業は売上下降状態、そんななか新規事業を立ち上げ、その事業を拡大させていったそうです。
本書はその経緯と社長として何を決断し、どのようなことをやったかを語ってくれています。
そして、著者に経営者としての影響を与えたのは稲盛和夫氏のようです。
稲盛塾にも入会され、講演会には各地を回られ聴講し、経営者の真髄を学んだようです。
本書は、中小企業がいかに成功を収めていくかのヒントが散りばめられた本だと思います。
売上拡大のためには社長が率先実行し、社員に影響を与え、プラスのシナジーを作りだしていくことが大事で、本書には社長自身の経験を通して、その考え方が披露されています。
中小企業の経営者の方はもちろん、このような傾斜の方にアドバイス、支援を行う中小企業診断士のようなコンサルタントの方にも参考になるのではないでしょうか。