これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、田中孝幸著、「13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海」です。
ロシアのウクライナ侵攻が始まる前に本書を手にしましたが、本書を読み始めたときには、ウクライナ侵攻が開始されていました。
内容から、タイムリーな本を手にしたものだと思いました。
高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、「地政学」が学べる一冊にばっています。
表題には、13歳からの・・と書かれていますが、青少年だけでなく大人が読んでも充分に楽しめる内容になっています。
数年前から、「地政学」は騒がれ始めていましたが、現在の状況を考えると、その重要性が多くの人から認知されていることと思います。
ウクライナ情勢も含め、今、世界の地域でどのようなバランスで力学が働いているのか、本書を読むと理解できるものと思います。