物語 韓国人

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、田中明著、「物語 韓国人」です。


本書は、韓国の過去、それも李朝時代まで遡ることで、どうして今のような韓国の政治風土はこれほどまで前政権、過去に対して苛烈なまでに厳しいのかを探っています。


物語 韓国人 (文春新書)

物語 韓国人 (文春新書)


出版が2001年なので、嫌韓本などが出る以前のものです。


この本を読むと、韓国の人たちの精神性がいかに歴史の中で脈々と受け継がれているのかということがわかると思います。


近年、出ているような本とは異なり、根本の部分を読者に知ってもらおうという著者の意図が伝わってきます。


それから、そのようなことが、あまり良いことだとわかっていたとしても少数派と言うだけで、、叩かれる風土だということもよくわかりました。


本書は、ブックオフで入手しました。