北朝鮮発第三次世界大戦

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、柏原竜一著、「北朝鮮第三次世界大戦」です。


北朝鮮有事から、第三次世界大戦にまで発展してしまうのか?・・と本書タイトルを見た時には思いました。


北朝鮮発 第三次世界大戦(祥伝社新書)

北朝鮮発 第三次世界大戦(祥伝社新書)


本書では、朝鮮有事の可能性と予、その場合に想される被害、米中露の政治状況、中東各国間の抗争、中国の野望などを分析しています。


局地的な紛争が、その地域だけではなく、周辺諸国の歴史的、地政学的関係やいろいろな国の思惑にまで及ぶことが本書を読むとわかると思います。


ニュースも、報道されている表面的な内容だけではなく、そこから、どのように考えていくのかが必要だと思います。


第三次世界大戦に関しては、中国の台湾奪取の行動が引き金になる可能性が高いことを本書では示唆しています。