田中角栄 最後のインタビュー

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐藤修著、「田中角栄 最後のインタビュー」です。


いわゆる角栄本です。


筆者は、ロッキード事件後、田中角栄の「記録者」を担当した方です。



本書には、田中角栄のいろいろな語りが出ています。


それらを読むと、先見性、記憶力、発想、決断力と今の政治家では考えられないような抜群のセンスと能力を持っていたように感じました。


また、人情味も感じられ、没後、何年も経っているのに、こうして田中角栄が取り上げられ、そして多くの人がその本に群がるのも分かるような気がします。


今の時代、田中角栄がいたら、どのような見識を持ち、どのよに行動するのか・・とも思いました。


なかなか面白い本です。