メリットの法則
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、奥田健次著、「メリットの法則 行動分析学・実践編」です。
本書は、行動分析学について書かれた本です。
不登校や問題行動を起こしている人への対応などの実例を載せ、タイトル通りに実践的な内容になっています。
- 作者: 奥田健次
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/11/16
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
行動分析学とは、人間や動物の行動を環境との関わり合いからとらえる、心理学の一分野です。
人が、その行動を起こすには、その行動を起こす前の状態と、その行動を起こすことで好ましい(メリット)の状態(結果)を得るためだということで、その人にとって、メリットになるような条件を与えることで、行動をコントロールできるらしいです。
この本から、理解できたのは、その人の持つ価値観で行動しているということで、それを知ることで、行動を変えていくことができるということです。
また、行動とはどのようなことを言うのかということで、「死人にはできないこと」というのは、新鮮でした。
最終部にでてきた、「組織行動管理」について興味を持ったので、早速amazonで関連本を注文しました。
結構、面白い分野だと思います。
少し、知識を深めていきたいと思いました。