リコール10倍の陥穽
今日、韓国サムスン電子が「ギャラクシーノート7」の生産中止を決定したことに関する記事を東洋経済オンラインで読んでいました。
そのとき、出てきた言葉が「リコール10倍の陥穽」。
まず、この言葉自体初めて聞いたので、意味が分からなかったが、「陥穽」については、読みも意味もわからなかった。
「リコール10倍の陥穽」は、記事の中に意味が出ていた。
『開発段階なら100ドルで解決できた欠陥が、設計が終わった後に発見されれば1000ドル、生産に入った後には1万ドル、発売後には10万ドルの解決費用が必要になる』という意味ということだ。
次に「陥穽」を調べてみると、読みは「かんせい」、意味は「おとし穴」。
「陥穽にはまる」とか「陥穽に陥る」というような形で用いるらしい。
それにしても、4〜5年前は飛ぶ鳥を落とす勢いで、日本も見習わいと言われていたサムスン電子も、この件では見る影もないような状態になってしまいましたね。
やはり、一番上まで上がると、あとは下るしかないのでしょうか。
それとも復活するのか、それは日本企業でも言えることですね。
自分たちは・・・などと言わず、「他山の石」にすべきなのかもしれませんね。