サムスンだけが知っている。

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、李 建憙 、 高 承禧、 金 聖壽、 金 新、 金 栄来、, 薛 鳳植共著, 慎 武宏訳、「サムスンだけが知っている。 常識破りの常勝ルール 」です。


本書は、創業者イ・ビョンチョルと現会長イ・ゴンヒの生い立ちをひも解き、そのビジネスマインドを徹底的に研究した本です。


サムスンだけが知っている。 常識破りの常勝ルール

サムスンだけが知っている。 常識破りの常勝ルール

著者が何人にも分かれていますが、サムスン組織力、人材マネジメント、そして創業者や現会長の経営理念や経営姿勢、そして未来に向かってサムスンはどうあるべきかを語っています。


サムスンと言われると、日本では携帯電話などを生産・販売しているサムスン電子のことを思い浮かべてしまいますが、巨大な企業グループなんですね。


そして、その巨大さは韓国経済を十分に左右するほどの影響力を持っていることが本書を読むとわかると思います。


今まで何冊か、サムスンホンを読みましたが、これからどのような方向に進んでいったら良いかの未来まで語っているのは興味深く読むことができました。


今まではトップを狙う目標があったのが、トップに立つとしばらくすると崩れる企業が多いです。


果たしてサムスンはどこまでトップを走り続けることができるのだろうとも考えてしまいました。