だれかに話したくなる小さな会社

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、浜口隆則、村尾隆介著、「だれかに話したくなる小さな会社」です。


本書は、こちらで読むのにと思って、ブック・オフで買った本です。


だれかに話したくなる小さな会社

だれかに話したくなる小さな会社


小さな会社に的を絞ったブランド戦略について書かれた本です。


書いてある内容は、オンリーワンや地域やカテゴリーでナンバーワンになるために、どうしたら良いかをやさしい言葉で述べられています。


言葉はやさしいのですが、これを本当にやるためには、相当考えなければならないなと思います。


しかし、世の中でそれなりに認められている会社って、やはりなんだかんだ言っても、考えているんだなあ・・・と改めて感心もしてしまいました。


冒頭、だれかに話したくなる小さな会社の事例がいくつか書かれています。


日本だけではなく、他の国の例もあります。


私が印象に残ったのは、「砂時計の法則」です。


これは、やりたいことがいろいろとあるときは、まずは絞り込んで、定めた小さな世界で一番になる。


そこで、ある程度ブランドを確立したうえで、やりたいことへ拡大していくということで、この話は使えそうだなと思いました。


また、クレドの解説の中で「雪が降っても自分の責任」というのも、象徴的で、これもいいかも・・と思いました。