中小企業診断士試験お奨め副読本(5)
中小企業診断士試験を受験される方に、学習の副読本として、気軽にリビングのソファにでも座って気軽に読める読書本の紹介です。
私自身が技術系で、長年メーカーに勤務していたこともあって、どうしても生産管理系の本を読んでしまう傾向にあります。
今回紹介する本は、遠藤功著、「見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み」です。
- 作者: 遠藤功
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/10/07
- メディア: 単行本
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どちらかというと生産・製造系を中心に書かれていますが、この概念は幅広い業種で使えるものと考えています。
「見える化」とは、「可視化」「目で見える管理」とも言われるもので、要は企業活動の様々なものを「見える」ようにする試みのことです。
異常、問題、実績、知恵、ノウハウ、顧客の声等々、強い企業では様々なものが見える化されるようになっています。
本書は「見える化」を「問題の見える化」「状況の見える化」「顧客の見える化」「知恵の見える化」「経営の見える化」という5つのカテゴリーに分け、それぞれ、事例を紹介しています。
ここに書かれている内容が直接、中小企業診断士第一次試験で問題に出る確率は高くないと思われますが、知っておいて損はない知識だと思いますので、一読をお奨めします。