ざっくりわかる企業経営のしくみ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、遠藤功著、「ざっくりわかる企業経営のしくみ」です。


著者は「見える化」など、製造業のオペレーション関係に造詣が深い方だと思っていましたが、この本は企業経営全般について書かれています。


それもタイトル通り、ざっくりとです。




本書、2005年に出版された「企業経営入門」を大幅、加筆、改訂したとのことで、アベノミクスなどここ数年の経営環境の変化等も含め、企業経営に関する内容が網羅され、簡単に説明されています。


今まで勉強された方が、最新の経営手法として、どんなものがあるのかを知るのにもいいでしょうし、中小企業診断士の第1次試験を目指している方が、企業経営とはどのようなことを学ぶのかということで、この本のタイトル通り、ざっくりと理解するために読んでも良い本だと思います。


本書では親切なことに巻末付録として『私がお薦めする「次の一冊」]があります。


これで、さらに深く学習もできると思います。


新書ですが、ギュっと詰まっています。