事業計画を作るということ

このログを読んでくれている人達は、中小企業診断士試験を受験される方などが多いから、何か、事業を始める時には事業計画を作るのって当たり前だろうと思っていらっしゃる方が多いのだろうか。


確かに受験勉強しているときは、そんな感覚だった。


それに企業に勤務していた時は、何か新しい事業に着手するときは、シナリオという名で、事業計画を立てることが多かったし、実際いくつか事業計画の作成にも携わってきた。


しかし、現実は、そんなことがスカーンと飛んで、事業に着手されている経営者がいかに多いことだろう。


忙しいことは事実である。経営者が率先して動いているのだから。



そんな経営者に話を聞くと、ちゃんと考えていることは考えている、しかし忙しくて頭の中が整理できていない、それを体系的にまとめられないのが現状だろう。


中には本能のままに動かれているような方も散見はされますが・・・。


彼らに替って、整理し、経営者の頭の中をスッキリさせ、新たたなアイデアを引き出したり、抜けを気づかせる。


だからこそ、中小企業診断士が必要であるのだと感じつつあるこの頃である。



さて、この事業計画を作成するときにまず経営者に確認し、押さえておく項目としては次に挙げる6W2Hがある。


■Why?→なぜこの事業をやるのか?

■What?→商品・サービスの具体的な内容は?

■Where? Whom?→想定する市場は?顧客は?

■How to?→どんな特徴で、どんなノウハウ?

■When?→どのようなタイミングで行なうのか?

■Who?→誰がやるのか?

■How much?→資金は?売上高・利益目標は?



これは、起業・会社設立・会社経営のためのポータルサイトの「ドリームゲート」に紹介されていました。


使えるポイントなので、現在、おつき合いのある新規事業を立上げ中の製造業さんに使っていこうと考えています。


製品は非常に性能も良のですが、かなり応用範囲が広いため、的が絞り切れていない。


社長が一人奮闘されているが、どこに進むべきか迷っている。


そんな悩みを持つ企業なので、事業計画をまず作成しましょうということで、今進めているところです。



自分が経営する立場になったとき、あなたはきちんと事業計画を作成しますか?