クオリティ・カンパニー

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、青木仁志著、「クオリティ・カンパニー」です。

本書は、経営理念やそれに忠実な実行の大切さを説いた本です。

クオリティ・カンパニー

著者は人材コンサルタントの会社を立上げ経営しているそうです。

この本は、自らの会社の経営を通して実践してきた中から、企業経営に必要なポイントについて述べられています。

その中心になっているのは、いかに人材を育てていくか。

それも相手の立場にもなって考えていくことの大切さを述べています。

本書は、「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司氏も推していますが、人を大切にする経営という一本筋の通った理念をしっかりと守って経営してきているからでしょう。

本書は、中小企業の経営者、中小企業診断士のように中小企業を支援する立場の人達には参考になるところが多いと思います。