大便通

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、辨野義己著、「大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌」です。


この本は、タイトル通り読み終わると「大便の通」になれる本です。


知っていましたか?日本人は一生に約8.8トンの大便をするらしいです。


大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 (幻冬舎新書)

大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 (幻冬舎新書)


でも、なんとなく大便について話題にすることはないですよね。


確かにスーッとドカッと出ると気持ち良いですが、これが自らの健康状態を知らせる体からの「便り」だというから、気にしないわけにはいかなと思います。


健康状態は便の色や臭いで判るそうです。


大腸の中に善玉菌が多いと臭くはなるらしいです。臭いのはお腹の中で腐敗しているからで、その場合は大腸には悪玉菌の勢力の方が多いそうです。


そして食べ物とも関係も見逃せません。


この本を読むと自分の便に感心を持つと同時に、健康にも気を配るようになるのではないかと思います。


今まで知らないことを知ることができたので、私にとっては非常に有意義な本でした。