ビル・ゲイツを3人探せ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、金 榮安 著、青木謙介訳「ビル・ゲイツを3人探せ サムスン流人材育成法」です。


この本は、サムスンの採用や教育などの人材戦略を中心にサムソンの強さは人によるところを著した本です。


読んでいると、これは昔の日本の経営のやり方ではなかったのかと思いました。


ビル・ゲイツを3人探せ サムスン流人材育成法

ビル・ゲイツを3人探せ サムスン流人材育成法


日本が人をないがしろにして欧米式経営を取り入れ、株主等のステークホルダーを意識し、短期利益を追いかけた結果がいろいろな軋轢を生んだのではないでしょうか。


ヒト、モノ、カネなどの経営資源の中でもヒトが一番の経営資源であることは、広く知られていることだと思います。


この本を読んで、サムソンでは人材に対していろいろな方策を施していますが、これはいかに人を活かしていくかという経営の基本を忠実に行っているからなんだなと感じました。