これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、遠藤功著、「現場女子 輝く働き方を手に入れた7つの物語」です。
本書は、男が主役と思われた「現場」でキラキラと輝きを放つ女性にスポットを当てています。
- 作者: 遠藤功
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/12/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第Ⅰ部では、実際に現場で活躍している女性に取材した内容を掲載しています。
取材先はJALエンジニアリング、旭山動物園、ヤマハ発動機、ヤマト運輸、三菱電機、マザーハウス、日本レストランエンタプライズの7社です。
第Ⅱ部では、これらの事例を踏まえて、どうすれば輝く「現場女子」を増やすことができるのかについて考察しています。
少子高齢化が進む日本では、女性も貴重な労働戦力です。
このような現場目線で女性活用を唱えることは必要なことだと思います。
男性、女性、それぞれの特徴を活かして、シナジーが活かせるようになってくると、日本の産業の未来も明るいものになってくることでしょう。
現場目線の著者が今までの取材先で女性の活躍ぶりを目の当たりにして、著そうとした一冊ではないかと思いました。