ニュースの裏を読む技術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、深澤真紀著、『ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい』です。


テレビや新聞で取り上げられるニュースを見て、我々はそれを見たり、聞いたり、読んだりして、ああ、そうなんだと簡単に受け止めてはいないだろうか。


本書は、ニュースが伝えていることの信ぴょう性をいかに確認するかについて、我々に指南している本です。



この本では、ニュースで取り上げられている内容について、いくつかをピックアップして、データ等を用いて、実際に言われていることと違うことがあることを伝えています。


伝える方の意図にまんまと乗せられている危険性があるのですね。


だから、果たしてニュースでは、こう言っているけれども、果たしてそれは本当なのかと、我々もその裏を取るようなことをしないといけないんだなということが本書を読んでわかりました。


著者は、「草食男子」の命名者だそうで、これも本人が意図したことと違うように伝えられていると本書で訴えています。


これからは、ニュースを見聞きしたときに、果たしてそれがどれだけの信ぴょう性があるのか、その裏を見る目を持つことも心がけようと思いました。