実践!PLM戦略

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、山田太郎著、ネステック監修、「実践!PLM戦略 製造業の競争力優位の経営手法」です。


生産管理の専門書というより、経営書になるのかもしれません。


本の帯には『「モノづくり」経営革新の書」と書かれています。


本書は、製品の企画、設計、開発、製造という製品の全ライフサイクルにわたる付加価値創造が可能な仕組みである「プロダクト・ライフサイクル・マネジメント」(PLM)を紹介しています。


出版は2005年なので、7年前の本です。



ここでは、BOM(部品表)を中心にPLMシステムを導入、活用していくことが、これからの日本の製造業を立ちいかなくなるだろうと指摘しています。


既に、このときに中国や台湾、韓国の技術的なキャッチアップを指摘しています。


それから7年、逃げ切るどころか、追いつき、追い越されている感が強い日本の製造業です。


このようなITを使ったシステマティックなモノづくりの経営革新は、やはり従来からの延長であったのでしょうか。


今読むとそのようなこともかんがえてしまいます。