なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか？

本が山積みされた書斎の中の本に埋もれそうな机の上のわずかなスペースで綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、日経トップリーダー編、『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか？―「後悔しない」成功マニュアル』です。

円高が進んでいる今、特に製造業を中心に日本の中小企業は経営的な大変な局面を迎えていることと思われます。

個人的には、日本に留まることなく、その技術やノウハウを活かせる地域で羽ばたくチャンスでもあるのに、できればそう考えている中小企業のお手伝いをしたいと考えています。

そんなときに書店で出くわしたのが、この本です。

なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?

この本では、中国、ベトナム、タイ、インドネシアに焦点を絞り、実際に現地に出向いた中小企業の事例を紹介しながら、現地での人、モノ、金等の経営資源をどのように活用したら良いかのポイントを解説しています。

アジアへの進出を考えている中小企業の経営者だけでなく、中小企業診断士などの中小企業を支援するコンサルタントの方も一読されてはいかがでしょうか。

たまたま、昨日は中小企業診断士の集まりで、中小企業がベトナム進出するにあたっての成功のポイントについて、お話を聞く機会がありました。

我々の活動もグローバルになっていく必要があるし、そうしていきたいと思うようになってきました。

まさに、そんなことを考えているときに、グッド・タイミングで出くわした本でした。