気にしない技術

本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。


今回紹介する本は、香山リカ著。「気にしない技術」です。


先日、勝間和代さんの本を紹介した後に、紹介する本が香山リカさんの本を紹介するとは、ちょっと出来過ぎているような気もします。


この二人、それぞれ対立軸の中心として語られますが、今回この本を読んでみて、二人のスタンスと文章表現の差を感じました。


香山さんは、どちらかというと「ケセラセラ」、すなわち、世の中なるようにしかならないのだから、それを素直に受け止めてみたら的。


一方の勝間さんは、そこを自分の意志を持って進んでいかなくちゃ、周りに流されちゃうだけじゃない的。


気にしない技術 (PHP新書)

気にしない技術 (PHP新書)


文章も香山さんは、丸く包み込むような表現に対し、勝間さんは直球勝負でズバズバとした表現。


それぞれ、一長一短はあるんだけど、僕的には香山リカさんの方が心情的に理解できます。


さて、この本は、今のような困難な時代を乗り切るためには、気にしない、気にしすぎないことが必要ということで、その乗り切るコツを香山リカ流に解説してくれます。


何事も気にしすぎるそこのアナタ!この本を手に取って、少しは肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか。