気にしない技術
本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。
今回紹介する本は、香山リカ著。「気にしない技術」です。
先日、勝間和代さんの本を紹介した後に、紹介する本が香山リカさんの本を紹介するとは、ちょっと出来過ぎているような気もします。
この二人、それぞれ対立軸の中心として語られますが、今回この本を読んでみて、二人のスタンスと文章表現の差を感じました。
香山さんは、どちらかというと「ケセラセラ」、すなわち、世の中なるようにしかならないのだから、それを素直に受け止めてみたら的。
一方の勝間さんは、そこを自分の意志を持って進んでいかなくちゃ、周りに流されちゃうだけじゃない的。
- 作者: 香山リカ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: 新書
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文章も香山さんは、丸く包み込むような表現に対し、勝間さんは直球勝負でズバズバとした表現。
それぞれ、一長一短はあるんだけど、僕的には香山リカさんの方が心情的に理解できます。
さて、この本は、今のような困難な時代を乗り切るためには、気にしない、気にしすぎないことが必要ということで、その乗り切るコツを香山リカ流に解説してくれます。
何事も気にしすぎるそこのアナタ!この本を手に取って、少しは肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか。