最新 行動経済学入門
本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。
今回紹介する本は、真壁昭夫著、「最新 行動経済学入門 「心」で読み解く景気とビジネス 」です。
「行動経済学」って、人の心理まで踏み込んで、必ずしも人間は合理的に判断して経済活動をするわけではないということを解き明かしているんだということを聞いて、非常に興味を持っていました。
この本を読んで、ようやく、それがどのようなものであるかの概要を知ることができました。
最新 行動経済学入門 「心」で読み解く景気とビジネス (朝日新書)
- 作者: 真壁昭夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/07/13
- メディア: 新書
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経済学+心理学的な経済学なんですね。
金融工学では解き明かせない領域があるんですね。
そう言えば、技術士には経営工学部門に金融工学という専門領域があるんですが、受験する方がいらっしゃるのかな。
自分が試験を受ける時には、この分野の出題はパスしようと決めていたことも思いだしました。
バブルのスタートから価格が3倍になったらバブルはピークと考えると、ケガは少ないと書いてありました。
これはしっかりと覚えておこうと思いました。
非常にわかりやすく書かれている入門書です。
興味ある方は、一読をお奨めします。