経済学で読み解くこれからの日本と世界

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、伊東元重著、「経済学で読み解くこれからの日本と世界」です。


本書は、「日経MJ」連載の「伊藤元重のニュースな見方」及び「静岡新聞」連載の「論壇」の2012年3月〜2013年1月までの記事から厳選し、加筆・修正のうえまとめられた本です。



アベノミクス、TPP、ギリシャの財政破たんの問題等、ニュースで取り上げられているタイムリーな経済の課題について、筆者の見方、これからの方向性などが示されています。


経済って、なんだかわかったようでわからないことが多いのですが、非常にわかりやすく書かれていますし、きっちりと筆者の意見も述べているところが良いなと思いながら読みました。


本書を読むとアベノミクス、国際情勢、TPP、企業戦略、財政再建、エネルギー問題などの多角的な視点から「これからの日本と世界」を読み解くヒントが得られると思います。


これからの行く末が気になる方は、ご一読をお奨めします。