読書本の紹介です。
今回紹介する本は、マックス・ギュンター著、夏目大訳、「ツキの科学
運をコントロールする技術」です。
「幸運の女神の正体が見えた!」とドキッとするような帯のコピー。
そして、タイトルの「ツキの科学」。
「科学」=ある対象を一定の目的、方法のもとに実験、研究し、その結果を体系的に組み立て、一般法則を見つけだし、またその応用を考える学問。『旺文社国語辞典』より
そうです、この本は、なぜ、ある人に幸運なことが起きて、他の人には起きないのか。
幸運の本質を科学的に考察し、それを手に入れるための法則を明らかにした本です。
- 作者: マックス・ギュンター,夏目大
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/01/27
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
といっても、こうすれば運がつきますというものではなく、運があるひと、ついている人達から数多くのインタビューを通して、見えてきたある種の共通項目が書かれています。
前半は、様々な人たちを通して、運とは何かについて語られている従来の見方を科学的な見解と神秘的な見解として、いくつかの説を解説しています。
それらは、
【科学的な見解】
■ランダム理論
■超能力
■シンクロニシティ理論
【神秘的な見解】
■数字
■運命と神
■占星術と予知夢
そして、後半は、運をよくする方法として、運が良い人に見られる5つの傾向に解説しています。その5つの傾向とは次の通りです。
1.社交性に富む
2.直感力が強い
3.勇気がある
4.ラチェット効果をはたらかせる
5.悲観的推測に基づいて行動する
誰とでも、気さくに会話できるような感じで、ある程度あとでなぜそうしたかが説明でできるレベルで即座にものごとが決められ、変化を厭わない勇気があり、何事においても行き過ぎない、すなわち歯止めを利かせ、そしてリスクを考えて行動できることが運をよくするようです。
これは、行動面に落とせているので意識すればコントロールできる、すなわち運をコントロールできるということが筆者は言いたいらしいです。
どれだけ、自分に出来るかどうかは判りませんが、これからこのように立ち振舞ってみようかと思います。