経営者の手帳

読書本の紹介です。


今回紹介する本は、坂本光司さん著、「経営者の手帳」です。


「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者の最新作です。


著者は、20年前ぐらいから、経営者などの多くのリーダーの方々と会って、さまざまな人々の言動を見るなかで、感じたこと・気づいてほしいことを言葉にしてきたそうです。


この本は、著者が今まで言葉にしてきた「語録」を、一冊の本にまとめたものです。


経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉 (手帳ブック)

経営者の手帳 働く・生きるモノサシを変える100の言葉 (手帳ブック)


全部で100個の「語録」が収録されています。


構成としては、一つの「語録」毎に、解説がついています。


不況の中でも、業績を崩すことなく経営をしている会社や目覚ましい復活を遂げている企業があります。


そのような会社は、どんな会社なのでしょうか。


この本を読むと、経営とは何かという本質が見えてくるような気がします。


やはり、経営するのも人、そこで働く従業員も人、そして商品やサービスに対価を支払ってくれる顧客も人です。


いかに、人を大事にすることが経営を行う上では大切なことであるかを理解することができると思います。


非常に読みやすい本ですが、本質は突いています。


経営者の方はもちろん、その支援する側の中小企業診断士経営コンサルタントの方にもご一読されることをお奨めします。