これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、坂本光司著、「日本でいちばん大切にしたい会社4」です。
シリーズ4冊目です。
今回も、従業員第一主義で、障害者に対してもやさしい企業を取り上げ紹介しています。
- 作者: 坂本光司
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2013/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
今回は、冒頭に著者のところにサムスン電子から話を聞きにきたことが書かれていました。
今までベンチマークしていた日本の大企業が経営状態が悪くなり、著者が取り上げている中小企業はなぜ経営状態が良いのかを聞きに来たということです。
さて、今回紹介の企業は下記の5社です。
1)「小松製菓」(岩手県二戸市)
衰退するせんべい業界で「有効供給」を創り出す"ご恩返し"の会社
http://www.iwateya.co.jp/company/
2)「坂東太郎」(茨城県古河市)
「親孝行・人間大好き」を経営理念に掲げ、四世代から愛される、笑顔いっぱいのレストラン
3)「協和」(東京都千代田区)
ランドセルを通して「幸せ」を届ける会社
4)「東海バネ工業」(大阪府大阪市)
たった1個のバネの注文にも応える町工場魂が日本のモノづくりを支える
5)「障がい者つくし更生会」(福岡県大野城市)
障がい者が自ら雇用の場を創造・開拓し、障がい者の自立更生を図る
http://www.csf.ne.jp/~tukusi-2/
今までの経営書、ビジネス書とはアプローチの観点が異なりますが、中小企業診断士のような中小企業を主にクライアントにされるコンサルタントの方には参考になると思います。
そして、このような企業が日本にあることを誇りに思い、更にこのような企業を目指し、明るい日本の発展を目指していきましょう。