中小企業診断士はいろいろなことに対応しています!

中小企業診断士って、弁護士、弁理士、医師、社会保険労務士などと異なり、独占的な業務を持っていません。


そのためか、どうかはわからないが、いろいろなことが相談されます。


先日、仲間の中小企業診断士から聞いた話です。


彼は、「差し押さえ」についてクライアントから相談を受けました。「法人税を滞納しているので、税務署より督促状が来たのだけど、どうしたら良いか」と電話がかかってきたとのこと。


「払えるあてはあるの?」と尋ねてみると、あっさりと「ないです。」の返答だったそうです。


その時は、「まず、そっちの状況を税務署によく伝えて相談した方がいいよ」とアドバイスししたとのこと。


アドバイスはしてみたものの、そんなことを聞かれるのは初めてだったし、果たして、これでいいのかと思い、早速ネットで調べてみたということです。


彼は、「税金対策と節税ガイド」というサイト(http://www.zeikin-taisaku.net/2008/05/post_160.html)を見つけ、次のようなことが書いてあるのを探し当てました。


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(上記サイトより引用)
実際には、督促状が発送された日から10日経過後にいきなり差押さえられるのではなく、まずは訪問、電話などで何度か督促され、この督促を無視し続けたり、納付する気がないと思われると強制的に差押さえられることが多いので、もしも一括で納付できない場合でも、税務署(都道府県・市区町村)などに相談し、どのようにして納付していけばよいかを話し合えば、差押さえを免れることが出来ると思いますよ(問題は税金を納付しないことではなく、連絡しないことなのです)。
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とりあえず、この部分を読み、彼は、的外れなアドバイスではないことに安心したと言っていました。


中小企業は本当にいろいろなことが起こります。様々な変化球が来ますので、中小企業診断士は、絶えず新しいことを学び続けなくてはなりませんね。