シブすぎ技術に男泣き!

読書本の紹介です。見ル野栄司さん著、「シブすぎ技術に男泣き!」です。


半導体エンジニアという異色の経歴を持つマンガ家が描く、「ものづくり大国・日本を支える男たち」のシブすぎる技術です。


元来、技術屋であるので、本屋でこの手の本が出ていると、つい手に取ってしまいます。


本書はTech総研というサイトに連載している著者がものづくり技術者に体当たり取材した内容や自らエンジニアとして体験したことをベースに綴ったコミックエッセイです。


シブすぎ技術に男泣き!

シブすぎ技術に男泣き!


冒頭、コンセント一つ開発するにあたっても、材質や耐熱性、耐電流、耐電圧、強度や接合部の間隔等々、検討して、確認して、決定していくことが書かれています。


技術畑の人ならば、「そうそう、そういう一つ一つの積み重ねなんだよね」なんて共感できる場面。


でも、そういうのに縁遠い人は、そんなことに感心してくれるのか、ちょっと疑問。


よく考えてみると、Tech総研っていうサイトも見るのは、ほとんど技術屋さんだろうし、結局内輪で、そうだねになってしまうのだろうか。


そんなこととは、関係ない人達にも読んでほしい。そうすれば、なんであんなに技術屋って、一本義で、へそ曲がりで頑固者で、お人よしな人が多いのかわかってもらえそうな気がします。。


と技術屋の端くれが紹介させて頂きました。