ターゲット顧客

今日は暖かな一日でしたね。外を歩いていると、薄らと汗が出てきました。


さて、中小企業診断士として、中小企業の事業者とお話をしていると、取り扱われている製品の良さを雄弁に語られる方がいます。熱心に話される内容をを聞いていると、「なるほど、そういう効果があるのかとか、そんなことまで考えられているんだ」などと、こちらも感心させられてしまいます。


ところが、「今、おっしゃられたことパンフレットには書かれていますか」とか「Webにはその内容は掲載されていますか」というと、キョトンとされる経営者の方が以外に多いです。


語ることと、文字で表すことにギャップがあるのですね。


また、確かにお話を聞いていると良い商品なのだが、「この商品は、主にどのようなお客様を対象にされているのですか?」と聞くと、「女性です」とか「働いている人」など、漠然とした答えが返ってくることがあります。



そんなとき、「そんなに、広い対象だとお客様に対する呼びかけも、漠然としてしまって、本当に売りたい方に見向いてもらえないんじゃないですか?」とお話します。


商品を売りたいお客様=ターゲット顧客を決める必要がありますよね。


じゃぁ、どのように決めればいいんでしょうか。これは、いろいろと決め方があると思います。


その商品をどういう思いで作ったとか、どんな人に使ってもらいたいと考えたか、またその効用を欲している人達は、そんな層の人達なのかを考えてみるのも一つの方法かもしれませんね。