1分で大切なことを伝える技術

朝から夕方まで、家の中で、技術士の試験勉強をずっとしていました。図書館へJAZZアルバムを返却にしに行ったら、閉館時間を過ぎていました。日曜日は17:00で閉館らしいです。18:00までと勘違いしていたので、タッチの差で間に合いませんでした。
夕方は、気持ち良い風が吹いてくれたので昼間のムシムシ感を飛ばしてくれました。


今日紹介します本は、「1分で大切なことを伝える技術」です。著者は、齋藤孝さんです。

1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)

1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)


内容の薄い、長〜い話にウンザリした経験は、誰でも持っていることと思います。この本を読むことで、1分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授されます。
伝え方のイメージは、聞き手と話し手の間に流れているとイメージする「川のフォーマット」方式をコミュニケーションの基本としています。
「実践!ケース別1分の使い方」として、【謝る】、【教える】、【質問する】、【相談する】、【指示する】、【初対面】、【叱る】のケース別の技術を提示してくれています。
それぞれのポイントは、帯にも記載されていますが、次の通りです。
【謝る】:間違いの分岐点のみを抽出して説明せよ
【教える】:覚えやすい、一語のフレーズを用意せよ
【質問する】:相手の話の途中に質問をメモせよ
【相談する】:相手と90度になるように座れ
【初対面】:テレビを話題にすると無難
【叱る】:二時間叱っても無意味。「注意メモ」をつくれ


本にも書いてあるが、テレビCMは15秒とか30秒の中に多くのメッセージを含んでいる。
自分の話も、端的で的確に伝わるように意識していきたいものである。