使える!「孫子の兵法」

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、齋藤孝著、『使える!「孫子の兵法」』です。


仕事とは「戦い」である。だとすれば、勝たなければ意味がない。少なくとも、負けない術を身につける必要がある、ということで、勝つことにこだわる世界最古の兵法書孫子」に書かれていることを紐解いて、仕事にも活かしていこうというのが本書である。


孫子の兵法については、ビジネスと絡めて、いろいろな書籍が出ている。


この本は、そのような中では平易に書かれており、入門書に当たるのではないだろうか。孫子をすべて取り上げてないので、まずはどのようなことが書かれているのは概要を知るには良い本だと思いました。


使える! 「孫子の兵法」 (PHP新書)

使える! 「孫子の兵法」 (PHP新書)


孫子に出ているフレーズを引用して、仕事の進め方、経営の在り方などを語ると、なにか重みがあるようには感じないだろうか。


だから、経営者の方と接する機会の多い、中小企業診断士などのコンサルタントの方が、ちょっとした話の引き出しや説明の補完などに使うネタを仕入れるために読んでもいい本だと思う。