頭が良くなる議論の技術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、齋藤孝著、「頭が良くなる議論の技術」です。


この本は、タイトル通り、議論をするための技術について説明されている本です。



日本人は、議論と言うとなんか相手との対立関係にあるように思ってしまいますが、そうではなくて議論とはお互いのWin−Winとなるべき接点を見出す知的作業と考えることが大事なようです。


この対立関係になってしまうのは、感情的なことや議論で相手の人格攻撃をしてしまうなどが発端になることが多いと思います。


著者は、その点もきちんと指摘しており、どうすれば生産的な議論ができるかについて、この本でそのポイントを教えてくれえいます。


ビジネスで議論の場と言えば、もちろん会議です。


どうしても不要な会議が多くて困る、活発な議論が行われないなどと考えている方がいらっしゃったら本書をお読みになることをお奨めします。


そして、少しずつでもいいから、本書に書かれている技を使って生産性ある議論、会議に発展させていくと良いのではないでしょうか。