店舗調査

実務従事の関係で店舗調査に行ってきました。対象商品がどちらかと言えば、女性向きのものであるので、店で怪しまれるとイヤなので、妻に同行してもらいました。

5店舗を回わりました。クライアントの商品が置いてあるところが3店舗、あとの2店舗は、同様な商品を扱っているのですが、ブランドショップのような所でした。

いやぁ〜、いろいろなもの見てきました。陳列の仕方も違えば、商品のPOPも違っていたりと、実際に見てみると参考になります。パンフレットもいくつかもらってきました。
さすがに5店舗回ると、一昨日からつけるようになった万歩計も一万歩を越していました。これで運動不足も解消できたかな。

帰りに、技術士試験用に生産管理のテキストを購入してきました。


本日紹介する本は、「ビジネス実践マンガ ランチェスター戦略」です。


ランチェスター戦略 (ビジネスCOMIC)

ランチェスター戦略 (ビジネスCOMIC)


著者は、福永雅文さん。漫画は、神崎真理子さんです。この本は、ランチェスター戦略とは、どのようなものかを各個別の戦略を章立てにストーリーを漫画で、その後解説をするパターンで書かれています。
このようなスタイルの本は、読みやすいです。今、若い人たちの活字離れとか言われていますが、このタイプいいかもしれませんね。確かに本屋さんに行くと、このタイプの本が増えてますよね。


昨日は、SWOT分析のことを書きましたが、ランチェスター戦略も知っているようで、なかなか中小企業診断士試験の中には出てきませんよね。この本を読みながら、何故かなと考えてみました。

まずは、ランチェスター戦略ができた経緯を見てみると、マーケティングコンサルタントの田岡信夫さんという方が、軍事理論のランチェスターの法則を戦略思想に据えて、「ランチェスター販売戦略」という本で世に出したて、体系立てたらしいです。

名前からすると、外国の方が考えられたのかと思っていましたが、違うんですね。日本人が考案した戦略らしいです。それも販売戦略

この戦略は、販売のための戦略なのですね。それも販売のための競争戦略。だから、差別化、一点集中などの言葉が出てきて、マイケル・ポーター大先生が提唱した競争戦略に被るようなところもあるのですね。

ということで、なぜ中小企業診断士試験の中に出てこないのかについては、大きな概念で捉えた戦略でないという点が大きいのかな、というのが私の推定です。大きな概念だと、いろいろと問題も作れるし、解釈も幅広くできるからね。


さっ、これから店舗調査の結果を簡単にレポートにまとめて、メンバーと共有しなくっちゃ!