これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、百田尚樹著、「大常識」です。
本書は、ニコ生「百田尚樹チャンネル」で発行しているメルマガ「ニュースに一言」から、「今一度、常識を見直してはどうか」というテーマで、記事を選び出して再編集したものです。
以下の6部構成になっています。
1 政治屋たちの醜態
2 横暴な「リベラル」
3 罪を憎んで犯罪者も憎む
4 平和ボケは不治の病
5 コロナワクチンへの異常な愛情
6 道徳崩壊
このシリーズ、ウィットとユーモアに包まれた著者の文章で、クスッと思わず微笑んでしまう感じが、今までのシリーズでありました。
今回取り上げている内容は、そんな笑いの要素を感じられないものが多く、読んでいて、(これからの日本は大丈夫なのか?・・・)と思わず心配になってしまいました。
国際化とか世界標準などと言われ、そういうものに合わせなくっちゃという感覚が、本来の日本人の良さをどこかに消し去ってすまったのでしょうか?
憂いてしまいます。
ご一読ください。