これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、百田尚樹著、「偽善者たちへ」です。
本書は、有料個人サイト「百田尚樹チャンネル」の会員向けに配信しているメールマガジンの文章に加筆・修正してまとめたものだそうだ。
著者が、その時期のニュースを取り上げ、エッセイ風にまとめている。
会員向けなので、著者の考えを直接ぶつけているが、作家でもある著者ならではのウィットとユーモアな綴りになっている。
しかし、内容はかなり辛辣なものも多く、読む者に考えるべき視点を与えている。
今まで書き綴った膨大な中から、今回は109選、それも偽善者に絞ってまろめられたものだ。
著者曰く、本書が売れたら、続編が出るそうだ。
本書を購入した身としては、その片棒を担いでしまったわけで、続編も期待したい。