これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、百田尚樹著、「百田尚樹の日本国憲法」です。
憲法とは、国家の統治体制の基礎を定める基本的なきまりのことである。
こんな大事なことなのに、私たちは学校教育の中で、これをどの程度、教えてもらったことがあるのだろうか。
戦後、制定された日本国憲法は、一度も改正されたことがない。
時も経てば、日本を取り巻く状況も変わってくるのに、なぜそれをしないのだろうか。
本書は、著者がその点を指摘し、この憲法の“突っ込みどころ”満載でおかしな点がいっぱいあることを丁寧に解説してくれている。
ここでは、1条と9条を取り上げている。
私もそうであるが、憲法に疎い人たちが、今の憲法の問題点を知り、その改正の必要性を感じるために、是非読んでもらいたい本だと思いました。