百田尚樹の新・相対性理論

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、百田尚樹著、「百田尚樹の新・相対性理論 人生を変える時間論」です。 

 本書は、「時間」がいかに人間にとって重要なものであるかを説いた本です。

 

人間は、生を受けた日から、死へと向かっているわけで、その間の時間は有限なものです。

 

しかし、その時間をいかにその人にとって有用な使い方をすることで、体感的な長さを変えることが出来るというのが、著者が説く、『新・相対性理論』です。

 

こういうことを説教する人って、今の世の中、とても少なくなっているような気がします。

 

昔は、年配者が若者に対して、説教するというのは結構ありふれた光景だったような気がします。

 

何、言っているのかと思いながら、しばらく経つと、言われたことの含蓄に気づくなんてことがあり、成長していくというようなことがあった昔とは違って、そんなことを説く人が少なくなりました。

 

そんな世の中ですから、この本は有用な人にとっては、かなり有用な本ではないでしょうか。

 

分かりやすい言葉で、時間の大切さを説いています。