これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、鈴木幹啓著、「開業医を救うオンライン診療」です。
本書、クライアントさんがこれからやろうとしていることに関連してくるので、その情報集ということで購入しました。
普段、医療業、特に無床診療所は何かあったときに診察してもらうために行きますが、その経営実態というのはわからないものです。
我々の中高生の頃は、お医者さんは稼げる職業と言うことだったんですが、本書を読むと実はそうではないらしいです。
それが顕著なのが個人の開業医。
ということで、これからの時代はオンライン診療やSNS等を活用して、開業医もブランディングを行った方が良いと本書では説いています。
著者も地方の小児科医ですが、かなりの患者さんを診療して、生産性を上げるためにどのようなことをしているのかも開示してくれています。
今まで見えてこなかった知らない部分を知ることができたので、個人的には大いに参考になった一冊でした。