禁断の中国史

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、百田直樹著、「禁断の中国史」です。

 

虎ノ門ニュースをたまたま見ていたら、著者が出ていて、「読んでいると、怖くなってきて、途中で読む進めるのを止めようかと思うような本です」みたいなことを言っていました。

 

今まで、国内の中国文化などの研究者が言及してこなかった内容が書かれているということで、書店へ行き手に取った本です。

 

「刑罰」「食人」「宦官」「科挙」「纏足」等、中国が過去の歴史の中で行ってきた風習や制度等の数々が紹介されています。

 

不合理なことなのか、どうかは考えないのかと思うほど、なんで?ということが数多く出てきます。

 

なんとなく知っていたこともありましたが、何百年もの間、このようなことが行われていることは、DNAのどこかにこのようなことを受け入れる何かを持っているのかと思ってしまうほどです。

 

中国の歴史と言えば、漢字発祥の国、遣隋使、遣唐使などなど断片的なことしか、教えてもらっていません。

 

本書を読むと、どのような国としての一面を持っているのも知ることができると思います。