新型肺炎 感染爆発と中国の真実

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、黄文雄著、「新型肺炎 感染爆発と中国の真実 中国五千年の疫病史が物語るパンデミック 」です。

 

新型肺炎 感染爆発と中国の真実 中国五千年の疫病史が物語るパンデミック (一般書)
 

 

へぇ、もう新型コロナウィルス関係の本が出ていると思い、書店で手にしたのがこの本です。

 

どちらかというと、COVID-19に関することより、いかに中国と言う国は感染症を発生させてきたかという歴史やなぜそうなってしまうのかという背景に力点が置かれています。

 

とは、言ってもネットニュースなどでは流れていますが、地上波では流れない情報についても、しっかり押さえて書かれています。

 

今、感染の中心は欧州に移り、中国は感染者の数も減り、この感染症を完全に克服した感で語られています。

 

しかし、本書を読むと中国の歴史から同じことが繰り返されると考えると、それはかなり怪しいことで、真実が語られていない可能性の方が大きいと感じられます。

 

このような状態になっても、米中では、お互いになすり合いと言うか、責任転嫁の発言。

 

どう見ても、中国の分が悪いように思えるのは私だけでしょうか。

 

いち早く出版された本にしては、それなり要点はまとめられていると思います。