危うい国・日本
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、百田尚樹、江崎道朗共著、「危うい国・日本」です。
本書は、虎ノ門ニュースの特集で取り上げられた題材に、最近の新型コロナウィルスの動向なども絡めた百田尚樹氏と江崎道朗氏の対談本です。
インテリジェンスの重要性がこの対談では語られています。
今回のコロナでも、台湾、米国はいちはやく中国からの入国者をストップしたことに関し、両国はなんらかの情報を掴んで、それであのような対応ができたのだと話されています。
情報を取り、それをきちんと分析することの重要性を説いていますが、日本はなぜそのようなアクションを起こすようにしないのか、不思議です。
「虎ノ門ニュース」を見ている人は、ここに出てくる話を耳にしたことはあると思いますが、見たことない人は、こんなことがあったんだとビックリするような内容が話し合われています。
自分で物事を判断するためにも、どのようなものの見方をすれば良いか、そのヒントを本書は教えてくれると思います。